コピペ活用術で文字入力のスピードを劇的に向上させる

一度コピーした文字を記憶させ何度も呼び出して効率アップ!

事務作業が多いと、同じ言葉を何度もコピー&ペーストしたり、同じ文章をその都度入力していませんか?キーボード操作に不慣れな人はもちろん、タッチタイピングができる人も長文の文字入力に時間を取られていないでしょうか?

クリップボード履歴ソフトを活用すると、連続してコピーした複数の文字を連続してペーストすることができます。また、ソフトによってはあらかじめ登録しておいた定型文をショートカットキーで呼び出すことができます。

準備するツール・ソフトウェア

  • CLCL – ウィンドウズ用のクリップボードユーティリティソフトです

手順

CLCL開発元のWebサイトからプログラムをダウンロードします。

[インストール]

ダウンロードしたファイルが自己解凍書庫の場合はファイルをダブルクリックするとファイルの解凍が始まります。解凍先のフォルダを選び「OK」をクリックします。

lzh形式の圧縮ファイルをダウンロードした場合は、対応した解凍ソフトを用いて解凍します。解凍されたフォルダの中にある「CLCL.exe」をダブルクリックでプログラムを起動します。

スタートアップフォルダにCLCL.exeのショートカットを入れておくと、 Windowsの起動時に自動的にCLCLが起動します。

[クリップボード履歴の呼び出し方]

会社概要から社名・住所・電話番号を効率良くスプレッドシートコピー&ペーストする場合の手順を例に挙げて説明します。まず、コピーしたい会社概要が記載されたページを開きます。

社名

株式会社IT実践会

住所

大阪府吹田市IT町14-14

電話番号

06-1414-1414

コピーしたい部分をドラッグしてコピーする作業を連続しておこないます。次にペーストしたいドキュメントを開き、ペーストしたいセルにカーソルを合わせ、CLCLのメニュー呼び出しキー「ALT+C」を押します。過去のコピー内容が表示されていますので、ペーストしたい内容をマウスで選択します。

[登録アイテムの使い方]

CLCLにはよく使う定型文などをフォルダにわけて登録しておくことができる「登録アイテム」があります。

[登録アイテムにインポートする方法]

こちらのリンクからサンプル登録アイテムをダウンロードします。タスクトレイにある ?アイコンをダブルクリックでCLCLのビューアを開きます。「ファイル」→「インポート」をクリックし、ダウンロードしたsample.datを選択して「開く」ボタンをクリックします。

インポートするデータは「登録アイテム」の内に登録されます。

特定サブフォルダ内に登録したい場合はフォルダを指定します。

[登録アイテムの編集の仕方]

タスクトレイにある アイコンをダブルクリックします。左側の表示部分にある「登録アイテム」を開き、編集したい項目をクリックし、 右側の編集エリアを自由に修正します。

修正は直ちに反映されていますので、編集が終わればそのままビューアを閉じても大丈夫です。登録アイテムはフォルダで階層化することができます。CLCLのビューアから新しいフォルダや新規アイテムを簡単に作成できますので、使いやすくカスタマイズしてご活用ください。

「記事中の社名、製品名は各社の登録商標または商標です」