都市銀行のオンラインバンキングサービス比較

銀行のオンラインバンキング(インターネットバンキング)サービスはご利用していますか?

  • 通帳記帳する手間
  • 窓口で振込用紙を手書きする手間
  • ATMの列に並ぶ手間
  • 何より銀行への往復の手間

オンラインバンキングサービスを使えば会社にいながらほとんどの手続きが可能になります。
利用料金も手ごろで使いやすく、振込手数料も窓口よりも安くなっている場合も多く、利用しない手はありません!

ただ、今月に入り、三菱東京UFJ銀行のオンラインバンキングサービスの同行同一支店向けの振込手数料が無料から有料に変更される等、過去にオンラインバンキングサービスを導入された時と現在のサービス内容の違いをご存じない方もいらっしゃると思います。

今回は、現在の各都市銀行のオンラインバンキングサービスについてどんな機能があるのか、料金体系はどうなっているのかを比較し、ご紹介させていただきます。

 

都市銀行別のオンラインバンキング利用料金

基本サービス料金

各行の基本的なプランのサービス利用料金を比較してみました。
契約料金はどこも無料となっており、月額サービス料金についても各社あまり大きな差はみられないですね。インターネットバンキングを比較するのであれば利用料金以外の項目で検討した方がよいのではないでしょうか?

銀行名 / サービス名 契約料金 基本サービス利用料金
三菱東京UFJ銀行
BizSTATION
無料 1,680円/月
三井住友銀行
パソコンバンクWeb21(デビュー)
無料 2,100円/月
りそな銀行
りそなビジネスダイレクト(mini)
無料 2,100円/月
みずほ銀行
みずほビジネスWEB(ライトプラン)
無料 2,100円/月

最初の6ヶ月間は基本料金が無料

オンラインバンキングの振込手数料

振込手数料については各行違いが見られます。
3万円以上の振込みについては同一本支店あて、他行あてともにりそなビジネスダイレクトが最も手数料が安いようですね。振込手数料を重視されるかたは参考にしてください。

銀行名 / サービス名 当行同一支店 当行本支店 他行あて
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
三菱東京UFJ銀行
BizSTATION
105円 315円 105円 315円 525円 735円
三井住友銀行パソコンバンクWeb21(デビュー) 105円 210円 210円 420円 525円 735円
りそな銀行
りそなビジネスダイレクト(mini)
無料 300円 600円
みずほ銀行
みずほビジネスWEB(ライトプラン)
無料 無料 210円 420円 525円 735円

※三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行は同行同一支店への振込に手数料がかかり、りそな銀行・みずほ銀行は無料です。給料振込みや立替経費の清算などを数多くに行う企業にとっては大きな差ではないでしょうか?

主な機能

ここでは主な機能を一覧で紹介させていただいてます。
機能面では三菱東京UFJ銀行が多くの機能を取り揃えております。他の銀行のインターネットバンキングでも上位プランなどになると月額費用などが高くなりますが、同様の機能が使用できます。同じ金額帯の中では機能面で一歩リードしている印象です。

機能 三菱東京UFJ銀行
BizSTATION
三井住友銀行
パソコンバンクWeb21(デビュー)
りそな銀行
りそなビジネスダイレクト(mini)
みずほ銀行
みずほビジネスWEB(ライトプラン)
残高照会 リアルタイムで預金残高の照会が可能
入出金明細 前月1日以降 前月1日以降 最大2ヵ月分 10営業日間
振込・振替 45営業日先までの振込予約可 5営業日先までの振込予約可 7営業日先までの振込予約可 1ヶ月先までの振込予約可
総合振込 利用不可※1 20件まで一括伝送 利用不可※2 20件まで一括伝送
ペイジー収納 ペイジーマークのついた請求書・納付書による税金、公共料金などの払い込みが可能
地方税納入 特別徴収地方税の納入可能 利用不可 利用不可 利用不可

※1  三菱東京UFJ銀行のBizSTATIONで総合振込を利用するには追加サービスを申し込む必要があります。契約料金26,250円と月額基本料金3,150円が追加でかかってきます。
※2 りそな銀行で総合振込をご利用したい場合はminiではなく、通常のりそなビジネスダイレクトのご契約が必要になります。りそなビジネスダイレクト通常版は月額基本料金5,250円となります。

 

都市銀行のオンラインバンキングサービスまとめ

経理にかかる振込手数料や時間コストなどを考えるとオンラインバンキングサービスは非常に便利なツールです。
ペイジーを利用すれば税金などの振込みも行うことができます。
取引データをCSVデータなどで出力してエクセルやスプレッドシートで加工して会計資料に利用することもできます。
ご自身の環境と照らし合わせて一番よいサービスを選んでいただければと思います。

※この記事に記載されている情報は平成26年2月24日時点でのものになります。

都市銀行のオンラインバンキングサービスの関連記事