新入社員の入社時に役立つチェックリストと手続きについて

春は新入社員の入社が多い季節です。

新入社員の入社時は、デスクの配置やパソコンの設定、社会保険の届出等煩雑な手続きが必要です。
そこで入社時にチェックリストを用意することで、入社時の手続きを誰でも漏れなく確認することができます。

入社時のチェックリストを活用して入社時の手続きをスムーズに進めましょう。

一般的な入社時のチェックリストのテンプレートをこちら(PDF)に用意しました。
こちらの入社時のチェックリストに基づき入社時に必要な煩雑な手続きを解説します。
自社独自用に編集できるようにGoogleスプレッドシートのチェックリストもありますので、こちらはロックされていますので、「ファイル」→「コピーを作成」からご利用ください。

入社時のチェックリスト

  1. 入社前に会社で準備する項目
  2. 入社前にご本人様に確認する項目
  3. 入社時にご本人様に準備してもらう項目
  4. 入社時にご本人様に記入してもらう書類
  5. 入社後に会社で作成する書類

1. 入社前に会社が準備する項目

  • パソコンの準備
  • ネット環境の準備
  • メールアドレスの登録

⇒社内でツールとして使用しているクラウド等の環境も整えておくと、入社後にスムーズに業務の指導に着手できます。

2. 入社前に本人に確認する項目

  • 給料振込口座の開設

⇒給与を振り込むために銀行口座の有無の確認をする必要があります。口座がない場合は速やかに開設してもらう必要があります。

3. 入社時に本人に準備してもらう項目

  • 年金手帳
  • 雇用保険被保険者資格喪失届
  • 住民票記載事項証明書の写し
  • 前職分の源泉徴収票

⇒社会保険、雇用保険の加入手続きを進めるために上記の資料を用意してもらいます。
新社会人の方は、国民年金手帳を提出してもらい基礎年金番号を確認する。
中途採用の方は、厚生年金手帳(国民年金手帳)を提出してもらい基礎年金番号を確認します。
雇用保険被保険者資格喪失届を提出してもらい雇用保険被保険者番号を確認します。
前職分の源泉徴収票を提出してもらわなければ年末調整の対象外になってしまい本人が確定申告をしなければなりません。(年末調整時期に再発行等の依頼をされると提出に時間がかかます)

4. 入社時に記入してもらう書類

⇒通勤交通費申請書・扶養控除申告書は、給料計算時に確認する書類です。
※健康保険被扶養者(異動)届・・・配偶者の方が国民年金第3号被保険者に加入するには国民年金第3号被保険者該当届を配偶者の方の署名をして提出する必要があります。

5. 入社後に会社で作成する書類

  • 健康保険・厚生年金資格取得届の作成
  • 雇用保険資格取得届の作成

⇒入社時に本人に準備してもらった書類で年金の基礎年金番号、雇用保険被保険者番号を確認します。入社時に本人に記入してもらった健康保険被扶養者(異動)届を添付して提出します。

 

入社時のチェックリストを活用することで確認事項、、本人にしていただくことの漏れがなくなり業務への着手をスムーズに進めることができます!!
テンプレートを自社の入社時のチェックリストにカスタマイズしていただき、是非ご活用ください。