これを読んで下さってる社長の皆さんの中には、社長業の傍ら、経理も兼務されている方も多いのではないでしょうか？
本日はクックビズ株式会社 代表取締役の藪ノ賢次（やぶのけんじ）社長にお話を伺ってきました！
── 藪ノ社長は社長業と経理だけでなく、人事や新規事業を手掛けてらっしゃって、聞いているだけでも大変そうですね！私だったら絶対パニックになってしまいそうです……。こういった状況の中でどうやって経理をこなしているのですか？
「現金出納帳や通帳などを自動化することで一つの伝票を入力する作業はほとんどありません。税金の支払いや現金補充など色々ありますが、経理に費やす時間って営業日が20日だとすれば2.5日ぐらいなんですよ」
── 月の経理業務を2.5日で！？それはすごいですね！何か効率的に業務を行う秘訣はあるんですか？
「リミットを決めて集中してやっています。それと一人だと甘えてしまいますから、ステークホルダーをたくさん持って利害関係をハッキリさせること。そしてちゃんと指摘してくれるようなよいパートナーと組んでやっています。あとは細かすぎずラフすぎずに。100％のクオリティを求めたくなりますが、80％ぐらいでもいいから前に進めています。もしクオリティが80％ぐらいだったとしても売上利益が20％違ってくることはありませんからね」
── これは恐れ入りました！それでも経理って正直しんどいとは思うのですが、兼務していてよかったと思うことはありますか？
「お金の流れが見えるということと、自分で売上を入力したり通帳に記帳したりすることが楽しいです。経理業務が多いということは、それだけ会社がうまく回っているのだと思っているので！」
── では逆に兼務していてよくないなと思うことはありますか？
「初期入力者と最終チェック者が私ですので、細部のチェックがおろそかになっているかもしれませんね……。なので弊社では経理の人材を求めています！経理だけでなく『管理部の一員』として人事や総務もこなしてくれるような方がいいですね。我こそは思う方は是非弊社へ！！」
── 社長業と経理の両立って本当に大変そうですけど、スピードと質のバランスをうまくとることで両立ができているのですね！
藪ノ社長、勉強になりました！！
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